激甘審査消費者金融の前に銀行の審査はダメでしたか?
2017年05月25日 17時49分
ここで、銀行のカードローンの仕組みについてお話いしたいと思います。銀行でカードローンを申請する場合、担保が必要無い代わりに保証会社が審査をします。つまり、借りた人が返済できなくなると、保証会社が代わりに銀行に返済する仕組みです。
銀行の審査が激甘か激辛かは、どの保証会社が付いているかで大きく変わってきます。例えば、みずほ銀行カードローンでは、保証会社はオリエントコーポレーション、三井住友銀行ではSMBCコンシューマーファイナンスがついています。なので、申し込む前に銀行のホームページで確認してみるといいでしょう。保証会社が同じ銀行二カ所に融資を申し込んでも審査結果は同じになるので、そこは注意が必要です。
もう一つ、銀行は総量規制対象外ということも忘れてはいけません。例えば、専業主婦の人は自分の収入がないので、貸金業法の下で融資を行っている消費者金融ではお金を借りることができませんが、銀行では可能です。専業主婦さんの場合、旦那さんに借金がばれることを恐れて独身時代に作ったクレジットカードでキャッシングしている人もいるようですが、収入証明が不要の銀行もあるのでそちらで借りるほうが金利が安くなりますよ。
また、消費者金融やローン会社では総量規制という法律のせいで、収入の三分の一以上の融資は受けることができませんが、銀行では可能です。このように、銀行のほうが消費者金融よりも甘い審査内容もあるのが事実です。大手の銀行カードローンと地銀系カードローンでは金利やローンの種類にも違いがあるので、自分で色々調べて借入先を吟味することが大切です。
とはいえ、今現在ブラックリスト者であると自覚している人はどこの銀行でも審査に通るのは難しいでしょう。審査が甘いといわれている地方銀行でも、良くて甘々くらいまでです。激甘をさがすなら、銀行ではなく中小の消費者金融の街金がいいでしょう。安定した収入があるのならば、過去に金融事故経験があっても街金なら融資してくれるところはけっこうあるので、諦めず探してみましょう。